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会津ブランド『史・季・彩・再』とは？

会津ブランド「会津　史・季・彩・再」

会津は長い歴史と伝統に培われた漆器、清酒など伝統的産業が栄え、豊かな自然に育まれ米、野菜、果実など豊富な農作物も生産され、他地域にはない優れたモノや文化など多くの資源があり、「会津」の知名度は既に全国区にあります。そこで、会津のブランド推進委員会では、「会津」という全国に知られる知名度を最大限に活かし、会津の優れた歴史、伝統、文化、人物、自然、景観、地域産品などあらゆる資源を掘り起こし、さらに磨きをかけ、地域住民が自信と誇りを持ち、誰もがその価値を認めるものを会津ブランド『会津　史・季・彩・再』として、地域が一体となり全国にアピールすることによって、会津のイメージを高め、地域産品の販売促進や観光誘客拡大に貢献し、地域の産業振興と活性化を図るため「会津ブランド推進事業」を展開しています。この度その事業の一環として、会津の優れた素材、技術等を生かし、会津でしかできない、本物にこだわった魅力ある地域産品を認定基準にもとづき審査を行い、『会津　史・季・彩・再』地域産品ブランドとして認定いたしました。会津ブランド推進委員会では、これら地域産品を含め、会津が全国に誇れる多くの優れたものを会津ブランド『会津　史・季・彩・再』を旗印に全国に発信し、会津の素晴らしさを全国の方々に知って頂きたいと考えております。

「会津　史・季・彩・再」とは、

会津は古い歴史と四季の美しさ、さらに祭り、温泉など華やかさがあり、不思議な魅力を持ち再び訪れたくなるまちという意味です。

<マーク>
歴史に会う、人に会う・・・・
会津は伝統と革新(紺と黄色の弧)が交わり新しい何かが生まれる場所。
いつも素晴らしい出会いの場でありつづけて欲しいとの願いを込め、「会」という字をモチーフにデザインしました。
マークの中の駆け出す人は未来の会津を作り出すパワー・情熱を具現化したものです。

<ロ　ゴ>
「会津」は赤べこをイメージし、丸みの帯びたフォルムにすることで、親しみやすさと会津のあたたかさを表現しました。「史・季・彩・再」は会津の各所に残る大正浪漫風のレトロな建物の雰囲気をイメージし、歴史や伝統に縛られない軽やさを取り入れデザインしたものです。

認定申請品の概要
1.品目

・

馬さし

2.生産・販売の現状

・	肥育生産牧場
・	福島県会津若松市河東町金田字藤倉新田３
・	福島県喜多方市岩月町入田付大杉501-2
・	馬販売量　年間1,500頭

3.申請品の概要

・	馬さし（長期肥育馬グレード1）
	販売価格　/kg


	モモ　　8,500円

・	現在、全国の卸売業者、スーパー、食肉小売店、飲食店などへ販売しているが、今後もより一層、会津を訪れた観光客に馬さしの旨さをアピールしたい。
・	枝肉を解体し、部位別にカットし、真空包装する→スジを除去し、販売先の注文どおり小分けし（100ｇ～500ｇブロック）商品に圧力のかからない最新の真空包装機により真空パックし販売する。

4.コンセプト・取り組みの特徴

・	会津地方では、昔から馬肉の需要は、煮込用や焼肉用として多少はあったが、約40年ぐらい前から、生食用（サシミ）の消費が増えてきており、現在は「会津の馬さし」として、熊本や長野に匹敵するぐらい、消費者に知れわたりつつある。
・	当社は、馬肉専門企業として、今日まで事業展開しており、会津馬さしのブランド確立の為、今後も更に貢献していきたい。

優位性・独自性
1.類似品との機能・特長（価値）等の違い・取り組みの特徴

・	馬の仕入れから、肥育、生産、加工販売まで、すべて自社で行っている。長年かけて、独自の仕入先を開拓し、全国各地より、良質の物を、より安く仕入れ、肥育段階では特別にブレンドした、安全で良質な飼料を充分与え、肉質の旨味を追求した商品作りに励んでいる。
・	HACCP対応型加工システムを導入した工場で、安全安心な商品作りに専念し、販売先に対しては、当社の豊富な在庫により可能となった、赤身馬さしを五段階にグレード分けし、木目の細かい要望に対応出来る販売方法をとっている。

2.知的財産権の取得・表彰等の状況

・

なし

信頼性
1. 技術的な裏付け

・	当社は、自社牧場を所有し、食肉用として、常時約300頭の馬を肥育しており、30年の実績がある。難しいのはいかに旨味のある肉質に育てるかという事であり、長年の経験を重ね、工夫した飼料のブレンド法により確実に良質な肉質に仕上げた馬を生産し、出荷している。

2. 流通・検査システムと責任の明確化

・	馬さしは、生食の為、加工作業は、HACCP手法導入の衛生管理の行き届いた工場で行なっている。また、毎日商品の細菌検査を行い、出荷前には異物混入チェックのためX線を通しお客様への安全、安心の提供を常に心掛けている。
・	商品には、食品衛生法による表示の規制をクリアしたラベルが貼ってあり、詳細は明確に表示されており、もし、不良品などでの苦情があれば、100％返金、返品システムになっている。

3. 取引実績、各種受賞履歴等

・	現在、会津地方で消費されている馬肉の約50％は、当社から出荷した商品である。（会津若松食肉事業共同組合の「馬のと畜状況」のデータによる）

市場性・その他
1. 今後の事業展開

・	会津地方では馬さしはなじみ深い食肉となっているが、他地域ではまだまだ珍味の位置にあり、まったく食べた事のない人が、圧倒的に多い状態である。
・	インターネットの活用や、帰省客や観光客の多いシーズンに、イベントなどに参加し、馬肉の料理や馬さしの試食などで、確実に旨さをわかってもらいながら、リピーターを広げていき、会津の土産品としての位置の拡大を図りたい。

2. 消費者ニーズの対応

・	馬肉専門企業として、顧客の幅広いニーズに対応出来る様、馬肉のベーコン、スモークなど、二次加工品にも着手し、かなり良好である。
・	当社は、馬肉専門企業として今日まで事業展開しており、会津馬さしのブランド確立の為、今後も更に貢献していきたい。